闇の子供たち

ブックス書泉

2008年09月17日 21:54


「闇の子供たち」
定価 720円

            

貧困に喘ぐタイの山岳地帯で育ったセンラーは、
もはや生きているだけの屍と化していた。
実父にわずか八歳で売春宿へ売り渡され、
世界中の富裕層の性的玩具となり、涙すら涸れ果てていた…。
アジアの最底辺で今、何が起こっているのか。
幼児売春。臓器売買。モラルや憐憫を破壊する冷徹な
資本主義の現実と人間の飽くなき欲望の恐怖を描く衝撃作。

この作品は2004年に発行されていますが、
今年江口洋介、宮崎あおい、妻夫木聡出演で
映画化され注目されています。
ただの物語ではなく、現実に起きていることがリアルに描かれていて、
思わず目を逸らしたくなってしまいます。
しかし、今の日本では考えられないことが
世界で起こっていることに目を逸らしてはいけないですね。

            

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